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ライフナビゲイター早川の「一口セミナー」シリーズ

2016年02月29日

相続の不思議① 「夫婦の財布は1つ?2つ?」~夫の財産・妻の財産~

 

皆さん、こんにちは。

ヨシヅヤ師勝店のライフナビゲイター、早川といいます。

今回から、皆様にお金に関する「知っているようで知られていない」お話しをシリーズでお話していきたいと思います。

今日は、その第1回ですが、内容は「夫婦の財産のお話です。」

ケースを見ながら、参考にしていただけると幸いです。

 

ケース①

「実は、主人に内緒で少しずつ貯めたへそくりがあるの・・・・」

 このような奥様って結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 ご存知でしたか、実はへそくりは立派な相続財産、相続税の対象となるのです。

 たとえば、ご主人が働いていて奥さんが専業主婦の場合・・・、

『夫婦の財布は1つ』と考えるのは ごく普通の感覚ですが・・・
でも、実は、民法上は『夫婦別財産制』との認識なのです。
つまり、夫婦であっても、「夫の稼ぎは夫の財布」「妻の稼ぎは妻の財布」と、

『夫婦の財布は2つ』あるということになるのです。

 ただし、『婚姻中に夫の名前で取得した財産は夫のもの、妻の名前で取得した財産は妻のもの、

どちらが取得したかはっきりしない財産については2人のものである』(民法762条)となります。

 つまり、稼ぎのない者には財産は作れない、という考え方があって、「夫が稼いできた財産は

いつまで経っても夫のものにしか為り得ない」ということなのです。

 次に夫婦が離婚した場合はどうなるかにつてお話しします。

離婚の場合、生前離婚による財産分与とみなされ、夫名義の財産の1/2程度は妻のものと認められ、

贈与税はかからず妻に財産分与されます。
つまり、ここでは『夫婦の財布は1つ』でしょ?という考え方になります。

納得できないですよね~。
でも、それが事実、現実なのです。

今回の「へそくり」のケースは『名義預金』になります。
名義預金とは、『亡くなった人が、家族名義で口座を開設し、預金等は相続財産ではなく、その家族名義の固有の財産としてしまい、相続税や贈与税の回避目的とする預金』のことです。

ところで、相続税が所得税や法人税と比べて明らかに違う点の1つに、

『税務調査に入られる確率が圧倒的に高い』ことが挙げられます。
相続税を申告した人の実に3割が税務調査に入られています。

そして現在、その調査の最大のターゲット(標的)とされているものの一つが『名義預金』なのです。
税務調査で「へそくりなんです」って奥さんが答えた瞬間、
へそくり=贈与が成立していない=主人の名義預金
と言うことで、相続税をかけることができてくるのです。

『へそくり』は、貰う人(奥様)に貰う意思があっても、
あげる人(主人)にあげる意思があるものではありません。
ご主人に内緒で少しずつ貯めている訳ですからね!!?
つまりここでは、贈与は成立せず、主人の相続財産となってしまうのです。

夫婦とはいえ、ちゃんとした生前贈与が必要なのですね!!

気をつけましょうね~
 

相続について、「何かいい方法はありますか?」などとよく聞かれますが、

安心してください! ありますよ!!

 

詳しくは保険クリニックスタッフまでお問い合わせくださいね!

 

保険クリニック ヨシヅヤ師勝店

ライフナビゲイター 早川